まちなか研究所わくわくさんには、学生時代からお世話になっており 多くのことを教わってきました。 10年前というと那覇もまだそんなにNPO多くなかったですからね。 道なき道を、転んだりもがいたりしながら、行動で理念を体現してきた 10年は本当に尊敬します。
そういう先輩のおかげでNPO同士のネットワークができ 資源がつながり、活かされる。そういう土壌ができてきたと思います。
私が「はじめよう、市民の手によるまちづくり!」というのも、 やっぱりそういう活動を目の当りにしてきたからこそ必要だと 感じておりますし、実現できると信じているのです。 そして、そのために議会の立場からまちのルールを変え、 市民が活躍できる舞台を整えることが市民社会の実現に 役立つと信じております。
今年度は那覇市でも(仮称)市民協働大学院が始まります。 その卒業生には「まちづくりコーディネーター」としての役割を期待 しているとのことですが、その職責はかなり重たいですよ。
行政が地域のサポートをするために、市民の中からそのコーディネート役を 担う人材に出てきてほしい、というのはわかります。理想的です。 そういう方がいれば、今よりもっと地域のプレーヤー同士が円滑に つながり、課題解決に向けて大きく前進すると思います。 議会でも指摘しましたが、そのコーディネーターの支援がどれだけ できるのかが、求められることだと思います。 民生委員のような確立されたものではありませんから、定着するまで 決して丸投げすることなく、育成、支援をしていただきたいと思います。
まちわくが10年かけて「あやしい人」から「離したくない存在」になるまで 頑張り続けられたのは、技能だけではもちろんなく、ひたむきな情熱と その活動を支援する方々の協力があったからだと思います。
なぜ、協働が必要なのか?まちづくりコーディネーターが必要なのか? その周知と実践に関して那覇市はまちわくさんから学ぶことがまだまだたくさんありますね。 この先の10年も、その先も、よろしくお願いします!