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師走なのだ、12月議会中。

今日はチェロデサロン!あっという間ですね。本当に時間経つのが早い。 今回のサロンは沖縄振興特別推進交付金について 基本となることをおさらいします。16:30から泉崎のcelloですよ。 詳細は先日の記事をご覧ください。

先日の代表質問とその後の一般質問の動画が議会のホームページに あがっておりましたのでお知らせいたします。 http://www.naha-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=58

会派を代表して質問する代表質問は先日申しましたとおり、 協働によるまちづくり について質問しました。

個人として、中村圭介が質問したいことを聞ける一般質問でも 協働によるまちづくりについて、加えて那覇の統計情報について 質問しました。 統計に関しては、速報の更新が遅れているが辞めないよね? しっかりしてね、という話をさらっと。ここでハローページと 市民便利帳が一体になっていることについてもご紹介しました。

協働のほうは、まちづくりのコーディネーターを置くのが いいと思いますけどどうでしょう?という質問と、 協働大学の卒業生のつながりをつくりましょうという提案。

質問の冒頭に少し所感を述べてもいい慣習になっており、 一般質問では那覇大綱挽きと10.10空襲について、 来年70年の節目には記録として残せるようなことをしましょう、 と呼びかけました。

質問の後は2日間、委員会審議をしました。

私が所属する厚生経済常任委員会(え?何それ?という方はコチラ) では国民健康保険の一般財源からの繰入についても話し合われました。 結論として建設的な解決策がなかったので、予算編成を待ち 2月の議会で判断することになりました。

委員会終了後、再び本会議 先議事項についてでは 那覇空港第二滑走路の建設にかかる埋立について 那覇市長が了承するということについて議論されました。

私は採決に先立ち、現場に行き海岸を歩き、瀬長島のホテルや 周辺のお店から話を聞き、ひっきりなしに飛んでは降りる 自衛隊の戦闘機の音や民間航空機の音をじっと聞いて、 賛成を表明しました。

その際には現在の滑走路の状況に比べて、増設後の状況が どの程度悪化するのか。 利便性の向上と、地元の更なる負担の増加のバランスはどうか それを判断の基準にしました。

沖縄の玄関口である那覇空港の滑走路を増やし 物流の拠点としてアジアでの存在感を高めていかなければいけません。 国土交通省の資料によると滑走路の増設により、 空港の処理容量が13.5万回から18.5万回へと年間約5万回分大きく なるとのこと。異例の軍民共用の空港として容量が一杯になりつつある ため必要な措置であると考えます。 いろんな国が出資する国際的に重要な場所になることが、 沖縄の平和を守ることにつながります。

しかし、滑走路の増設には負の側面もあります。

増設分は現在よりも海側に作られますが 戦闘機の離陸時の音は民間機の比ではありません。 単発での音の大きさは増設後もほぼ変わりませんが 回数が増える分だけ悩まされることになります。

那覇空港の機能を維持したままで、軍用機の離発着を 年間最大5000回程度増やせるとのことですが 最小限で収まるように国際関係が改善されることを望みます。 滑走路ができる約6年後、緊張が続く尖閣での中国との関係は どうなっているのか。

騒音の増大については環境評価の審査会が設けられる とのことですので、そこで審議された結果、場合によっては 二重窓にする工事など現在では一部でしか適用されていない 補償についても検討するべきでしょう。

また、日本共産党の湧川議員の反対討論にありましたが、 大嶺海岸の生態系への影響について対策が不十分であるという 指摘がされております。 これについては最大限配慮するということでしたが 形だけにならないよう注視していかなければいけません。

那覇にとって何が「いいこと」なのか、判断が分かれる議案に ついて考える時には、いつにもまして議員の姿勢が問われます。 賛成も反対も情報収集をしっかりしながら判断するわけですが 情報を集める段階から決断する段階へと変える時がとても苦しい。 いつまでも情報収集して様子見できれば楽ですけど、そうはいきません。 議員という職責を実感する、慣れてはいけないところです。

那覇市議会、12月定例会は明後日25日まで続きます。

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