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第一牧志公設市場再整備の危機的状況

22日は第一牧志公設市場の 再整備基本計画についての 説明会がありました。 いつの間に(案)が取れたのか、 計画の策定に際して意見を求め られた外部検討委員会委員も、 市場及び周辺事業者検討委員会、 公設市場の組合も知らないという 具合で「協働」からかけ離れた事態が 改善できないままでいます。 事業が進めば進むほど溝が深まる事態に。

この会は那覇市中心商店街連合会が、 2月15日の市民説明会の前に「再整備 によって大きな影響を受ける市場周辺 の事業者や通り会を対象に説明会を してほしい」という要望を出したが実現 せず、「説明会の後でもいいから周辺の 皆様に丁寧に説明する必要があるから 開催してほしい」という要望から、 那覇市が主催で「2月の説明会に参加 できなかった方に向けて」開催されたものだということでした。

そのため、今回の説明会の告知が 市から周辺住民や通り会、地域の民生 委員などになされていなかったという 指摘には「市が行うことは考えておらず、 中心商店街でやってもらうもの」という認識だったそうです。

それでも約70名が参加した説明会では、 40分ほどをかけて計画の説明。 その後質疑応答がありました。 午後7時から始まった説明会は、 午後10時近くまで続き、市場組合を はじめ周辺で商売をされている事業者 や周辺にお住まいの住民からは質問や意見が相次ぎました。

特に印象的だったのは、周辺で商売を されている方から「那覇市はもっと話し 合う機会を設けてほしい。 2週間に一度でもいいから、決定した ことを説明するだけでなく、一緒に考えて ほしい」という旨の意見でした。

公設市場は那覇市が建物を再整備 するだけの事業ではありません。 周辺への影響は大きく、その課題も たくさん見えているはずです。 市職員は「必要があると判断すれば開催 するが、質が大事なので、説明できる情報 ができた時に行います」と、残念ながら 一緒に課題に向き合う姿勢がみられません。

次年度も第一牧志公設市場の再整備に 関する事業は進む予定とのことですが、 市場の話と並行して周辺への影響にどう 対応するのか、についても同時に進めなければなりません。

市はにぎわい広場への仮設市場の 建設に向けて足早にスケジュールを 進めようとしていますが、地域の理解が なければ上手くいくはずがありません。 過去に第二牧志公設市場の解体工事を 行った際に、振動で建物が傾き、ドアが 開かなくなったという話も聞いています。 市は話し合いの「質」の話をしていました が、「量」が圧倒的に足りていません。 課題を拾って解決に向けた話し合いをする 場も設けずに、計画だけを立てて協力を求 められても信用できるはずがありません。

那覇市職員には協働によるまちづくり、 という言葉が目指す姿を今一度見つめ なおしていただきたい。 説明会を開けばいい、パブリックコメントを すればいいというものではありません。 意見がないのを同意のしるしだと誤解 しては、事業が進捗するごとに問題が 発覚して紛糾しますから、膝を突き 合わせて対話するように変えていかなければなりません。

人数が足りない、専門性がないので あれば、それをどう補うのか考えて 市として対応するべきです。

市の事業で多くの市民に影響を与える わけですから、担当部課だけでは荷が 重すぎます。新年度から市場建設室が 新たに発足し5人の増員になるとのこと ですが、まちに入り込んでいけるのか、 市民の要望に真摯に向き合う体制が 作れるのか注視していきます。 その他にも事業の課題は山積ですが、 突き詰めていけば今回も「協働」の姿勢 が足りないということに尽きます。

記事のタイトルに危機的状況という 言葉を使いましたが、第一牧志公設 市場は、那覇のまちぐゎーの中核を 担ってきた施設であり、事業者が勝ち 取ってきた自治によって力をつけて きた市場です。 その行く末を市民協働で進めないでは、 後世に残したい那覇のまちぐゎーの姿は 残りません。 誰とまちづくりをしていくのか、市職員には猛省を促したい。

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