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令和2年9月定例会 一般質問

質問内容

1 通学路の安全確保について

2 民俗文化行政について

3 下水道行政について

動画はこちらをクリック

[ 令和 02年(2020年) 9月定例会-09月14日-07号 ]

中村圭介
   グスーヨー チューウガナビラ(皆さん、こんにちは)。無所属の会中村圭介でございます。一般質問を行います。  まずは、通学路の安全確保について質問をいたします。  毎朝多くの方が交通立哨してくださるおかげで、小中学校通学路の安全が保たれております。  そこで、まず確認ですけれども、(1)通学路における交通安全立哨の効果について、教育委員会、市民文化部それぞれの見解を伺います。
武富剛 教育委員会学校教育部長
    御質問の1番目、学校教育部所管分についてお答えいたします。  交通安全立哨は、運転手に対して、通学路におけるスピード抑制や歩行者保護意識の向上につながります。その結果、児童生徒にとっては交通事故の未然防止につながる効果がございます。  さらに、不審者等から児童生徒を守る防犯効果もございます。また、立哨する大人にとっては、児童生徒の交通安全指導と防犯の一翼を担っている自負と、危険箇所の再確認ができる効果もあると考えております。
比嘉世顕 市民文化部長
    お答えいたします。  市民文化部では、市民の交通事故の防止、交通安全思想の周知を図る那覇市交通指導員を、現在60人の方々に委嘱しております。当該指導員の方々に担当小学校校区を割り当て、交通安全立哨を行っていただいております。  交通指導員の皆様は、通学路にて朝の交通安全立哨をすることにより、児童の交通事故防止に大きな役割を果たしていると評価されております。  市民文化部といたしましても、体が小さく、交通ルールや交通マナーの習得が未熟な小学生児童の通学の安全を確保するため、通学路における交通安全立哨活動は重要であると考えます。  また、立哨活動を支援するために、各小学校区スクールゾーン委員会に対し、立哨旗などの消耗品等を補助対象とする交通安全関連事業補助金を交付してございます。  改めて、立哨活動をしていただいている交通指導員ほか、関係者の日頃の活動に対し感謝申し上げます。ありがとうございます。
中村圭介
   ありがとうございます。  今答弁いただいたように、とても大きな効果がありまして、指導員の皆様ですとか、民生委員の皆様ですとか、多くの方に協力いただいているわけですけれども、やはり小学校の数からすると、協力してくださる皆様の人数としてはまだ少し足りないのかなというところで、学校PTAとしても保護者の皆様にお願いをして、年に数回立ってもらうというような形で当番を割り当てるそうなんですけれども、課題としては保護者の参加をどうやって促していくのかというところがあろうかと思います。  先ほど、学校教育課の中で、大人にとって効果として、自分が防犯の一翼を担っているんだというような自負が生まれるのではないかということもありました。恐らく立哨に参加した保護者の皆様というのは、ここが本当に危ないんだということが分かれば、自分が運転する際も気をつけて運転するようになるんではないかなというふうに思うわけです。  ただ、保護者の参加が難しいというのは現状としてあろうかと思います。多くの保護者が参加できるようになればと思うのですが、なかなか朝の通勤の時間とか、朝時間をつくるのが難しいというのは、またそれも皆様感じておられることかと思います。  そこで、もっと気軽に時間単位の年休を取るなどできれば、参加できる保護者も増えるのではないかと思っております。  ただ、しかし、民間企業が率先してそれをやっていくというのは、まだ少しハードルが高いのかなというふうに思いますので、まずは公務員からというふうに考えて質問いたします。  (2)本市職員が希望する場合、時間単位の年休を取得し、立哨に参加することはできるのか伺います。
屋比久猛義 総務部長
    本市職員が通学路での立哨参加を希望する際は、事前に所属長の承認を得た上で時間単位での年休を取得し、参加するということが可能でございます。
中村圭介
   参加することはできるということが分かりました。そしてまた、恐らくその実績もあるということだと思いますので、ぜひこれを積極的に推奨していくというか、総務部としても後押しをしていく、ぜひそういった順番が回ってきたときには年休を取って立哨に参加してみてくださいということの促しというのができるんじゃないかと思うんですけども、その辺、見解はいかがですか。
屋比久猛義 総務部長
    安全安心のまちづくりを推進する観点からも、通学路の安全確保は必要でございます。職員が立哨活動に積極的に参加するよう周知を行ってまいりたいと考えております。
中村圭介
   よろしくお願いします。  こうした子供のためにということで、いろいろ動きたいという気持ちはあろうかと思いますので、それに応える形で動いていただければと思います。  次に、(3)にいく前に資料がありますのでモニターを御覧ください。        (モニター使用)  ちょっとモニターだと見づらいかな、お手元のタブレットで確認していただきたいんですけども、これは、なはMAPという地図を全部情報を集めたものになってまして、今のページですと、防火地域と準防火地域というのを表示した図になっていまして、左上には都市計画というのがあります。  次の図をお願いします。        (モニター使用)  次、左上のテーマが防災というふうに変わると、ここだと今一時避難所と土砂災害危険箇所を表示してますけれども、こういう形で表示したいものを絞って表示することができます。  次お願いします。        (モニター使用)  このマップはグーグルマップと連動しておりますので、こういった航空写真で拡大して表示することもできます。ここまで大きくすると、例えば交差点の様子なども何となく分かるかなというふうに思います。今は街路樹のデイゴを示しているわけです。街路樹のデイゴが全部マッピングされているわけです。そして中央を見ていただくと、その写真があります。そしてまたその写真をクリックすると右にあるテキスト、調査の内容が出てくるわけです。  つまりスクールゾーンの中で危険箇所だなと思うところをマッピングして、そこの写真をつけて、それに対してどういう対応をしたよというのがここで随時公開していければ、管理する上でも、自分の地域の学区の中ではこういう危険箇所があるんだなとか、全体で見るとうちは多いほうなのかな、少ないほうなのかなとか、要望していた箇所が今どこまで進んでいるのかなということも、こうした地図で簡単に確認することができるのではないかと思います。そこで、ぜひこれをやっていただきたいなと思うわけです。  (3)スクールゾーン連絡協議会が把握している要望事項についてなはMAPに掲載して、改善の進捗を市民に公開、管理してはどうか見解を伺います。
武富剛 教育委員会学校教育部長
    現在、学校教育課のホームページで那覇市スクールゾーン連絡協議会要請事項一覧を公開しておりますが、より活用しやすくするため、なはMAPへの掲載について関係課と調整してまいります。
中村圭介
   ありがとうございます。ぜひよろしくお願います。  平成26年に那覇市通学路交通安全プログラムというものの中で、スクールゾーン連絡協議会の取組の中で、対策一覧表または対策済み箇所図を作成し、公表しますということが書いてありまして、一覧表で、テキストで見ても内容としては分かるんですけれども、やはり視覚的に分かりやすいのはMAPのほうなのかなと思いますので、こういった対策の箇所が分かる図をぜひ作成していただければと思います。そしてまた交通安全につなげていただければと思います。よろしくお願いします。  次に、民俗文化行政について質問いたします。今回これ、どういう名前をつけて質問しようかなというのをとても迷ったところなんですが、まず申し上げたいのは、これはまちづくりの問題です。どんなまちに住みたいのか、また住み続けたいまちはどんなまちなのか、そこにあるのはどんな場所で、どんな資源で、どんな機能があるのかということです。  これまでに積み重ねられてきたものに残すべき歴史的価値が認められれば、文化財として保護するなどの取組がされているかと思いますが、現状では琉球王朝時代のものがほとんどとなっております。  しかし、その後も人の営みはもちろん続いておりまして、戦争で灰燼に帰した後も戦後75年が経過しておりまして、また復帰から48年たっているわけです。この間にも、自由主義経済の中ではありますけれども、人々に愛されて地域に根づいている事業所が恐らくどの地域にもあるんではないかと思います。  ふるさとというものを思い返すときに、まちの風景として浮かぶ景色、そこでの体験、例えば親子三代同じお店で買い物をしてきたなど、お店とか事業所の歴史がある分、それだけ多くの市民の思い出が詰まっているのではないかというふうに思います。  そこで質問です。長年那覇で事業を続けられてきたいわゆる老舗の存在は、文化が保存され継承されるまちをつくる、那覇らしい観光資源の発掘・創造と魅力のあるまちをつくる、これはどちらも第5次総計で掲げられておりますけれども、その上でも重要であると考えております。  そこで以下伺います。  (1)那覇市文化芸術基本条例及び那覇市文化芸術基本計画において、復帰前後あるいはそれ以前から地域文化を体現している老舗の位置づけはどのようになっているか伺います。
比嘉世顕 市民文化部長
    お答えいたします。  那覇市文化芸術基本条例や那覇市文化芸術基本計画では、老舗の位置づけについて明確に記載はしてございません。  那覇市文化芸術基本条例では、文化芸術は、人々の心のありようからその創り上げるものに至るまで、生活の中に溶け込み、人々にやすらぎと潤いをもたらすものとして前文で明記してございます。  地域の風景を形づくり、人々の日常に連続してあり続けた商店や食堂などに関しましては、愛着を持ち大切に思う存在として、それぞれの思いの中で育まれたものと考えております。  文化の捉え方は人それぞれにおいて異なり、商店や食堂などを地域文化として位置づけることは立場や世代によって異なるものの、その捉え方や考え方は尊重しなければならないと理解しております。  那覇市文化芸術基本計画におきましては、文化芸術を生かしたまちづくりを基本方針の一つに掲げ、その中で、体験型・交流型観光の充実として、まちまーいなどの体験型観光を通してそれぞれの地域に残る文化資源や地域資源を再発見し、地域への愛着を育むことで、議員おっしゃる那覇らしい観光資源の発掘・創造と魅力あるまちをつくるにつながっていくものと考えております。  また、各公民館や市民協働大学などのほか民間におきましても、各地域において、町歩きを通してその地域の宝物を探し、地域の課題やその価値を参加者で共有する取組が行われております。そのような取組を通して、地域の皆様が主体的にその課題を考えていただくことが大切であると考えております。
中村圭介
   ありがとうございます。  現状、そのものの位置づけというのはないけれども、恐らくパーツ、パーツで文化的な側面というのもあるんではなかろうかということが分かりました。  次進みます。(2)ここは経済観光の観点からなんですけれども、老舗の数や年代別の特徴についてなどの調査を行っているのか伺います。
名嘉元裕 経済観光部長
    お答えいたします。  本市において、市内の老舗と呼ばれる事業所に関する調査を実施したことはございませんが、市内の調査会社に問合せしましたところ、これは全業種となりますけども、市内において創業または設立後30年以上の事業者は2,059社、50年以上の事業者は695社あるとのことでございました。さらに100年以上の事業者については13社あり、特徴としましては、琉球王国時代からの伝統技術である泡盛の酒造所などがあり、他に建設業、小売業等があるとのことでございました。  なお、商店、飲食店というくくりでの情報は得られておりません。
中村圭介
   今出てきた調査というのは、ちょっと大きめの規模の会社が多いのかなと思いますので、零細の個人事業主となるとそういった調査からは漏れてくるのかなと思うのですが、それを入れるともう少し出てくるんじゃないかなと思います。  続きまして、(3)商業・観光の観点から、老舗に特化した商業支援策というのは現状あるんでしょうか伺います。
名嘉元裕 経済観光部長
    お答えします。  議員御質問の老舗に特化した商業支援策につきましては、本市として現在のところ事業の位置づけがございません。  長年営んでこられた老舗が持つ魅力、文化の継承、それから地場産業の振興、新たな地域資源や観光資源を発掘・創造していくという観点から、どのような取組が必要なのか検討してまいりたいと考えております。
中村圭介
   ありがとうございます。  今市民文化部と経済観光部、それぞれ意見を聞いたわけですけれども、どちらも施策のはざまにあると言いますか、存在としては大事なんだけれども、現時点で何か特別取組があるというわけではないということが分かってまいりました。  観光という言葉を取ったときに、遠くへ行くというイメージがあるかと思うのですけれども、もう少し広く捉えれば、非日常、つまり日頃自分たちが過ごしている1日の流れの中で、あえてこれまで行ったことがなかった場所に行ってみるであったり、出会ったことのなかった人たちに会いにいってみるとか、そういったことも一つ意図して起こしていく観光なのかなというふうに思うんですけれども、そういったことが今後地域の資源を発見していく上で大事になってくるんじゃないかと思っております。  昨今は新型コロナの影響で全国的にも老舗の閉店というニュースが報道されておりました。裏を返すと、そういう状況になって初めて老舗に注目が集まって惜しむ声が上がると。であれば、もっと前に自分たちの地域の資源について考える機会があれば、結果はもしかしたら変わっていたのではないかなというふうにも思うわけです。  そこで副市長に質問をしたいわけですけれども、例えば地域でワークショップをして、先ほど市民文化部のほうでもありましたけれども、こうした自分たちの地域の資源を見直してみる。また例えばインタビューをしてみて、地域の老舗についての思い出を集めて、そこで例えば小学校区でうちの地域の老舗大賞のような形で顕彰、表彰していくような形、そうすると地域の人たちで地域資源である老舗が共有できるわけです。共有されることで老舗も資源になっていく。  いつもNPOとか市民活動の中で申しますのは、課題は発見されて初めて課題になるということです。誰かが困っていても、困りごとが共有されないと課題にならないですね。地域資源に関しても同じで、誰かがこの店好きなんだよなと思っていても、それが表に出て、みんな自分も好きだよというのが集まって初めて地域の資源としてみなされると思いますので、なくなるとなったときに、寂しい思いをしているという人がぱっと出てきて、自分も自分もという形でみんなが寂しいという思いにならないように、先にこういうお店好きだよというのが集まれるような、そういった資源を発見していく機会というのがぜひ必要じゃないかなというふうに思います。  うちの地域にはこれがあるというような誇りがまちに対して持てるようになるんじゃないかと思います。そしてまた、事業所の人にとっても地域とつながるチャンスですし、自分の会社に対する誇りにもなるんじゃないかなというふうに思います。  風格ある県都那覇という言葉ですとか、いい暮らしより楽しい暮らしというキャッチフレーズがありましたけれども、そういう言葉に含まれるニュアンスとして、やはり経済発展の在り方、もうかればいいということではなくて、それを越えて、住む人が誇りを持てる、住み続けたいと思えるまちを目指しているのではないかというふうに思います。  そうして考えたときに、地域で長年愛されてきた老舗の存在というのはおざなりにしてはいけないのではないかと思います。  再質問いたします。那覇のまちづくりにおいて、老舗について考えることは重要ではないでしょうか。副市長、見解を伺います。
知念覚 副市長
    お答えいたします。  まちづくりと老舗の役割という非常に興味深いと言いますか、新たな視点からの質問というふうに受け止めてますけども、先ほどもありましたように老舗、多業種にわたって結構あるんですね。50年以上は700近くあるということですね。  その多くの共通項としては、地域とともに歩みながら育ってきたと、そして、かつ厳しい時代の変化にも耐えながら継続してきたという点があると。  そういう意味においては、議員おっしゃったような、非常に地域にとっての地域資源、それから文化資源だというふうに思っております。  また、社会的な需要と供給、それから社会的要求という点でも重要だと思っておりまして、例えば老舗マップみたいなものがあって、老舗マップと那覇市の各種政策を落とし込んでいった場合に、ここから何か見えてくるものがありはしないかというのも思ったりもしますね。  それから、一方において、そういう重要な資源でありながら、社会的に後継者不足が今問題になっていて、社会的に需要はあるけれども閉めざるを得ないと、それはやはり行政的な大きな課題の1つというふうに捉えることもできると思っております。  そういう視点も重視しながら、様々な角度からアプローチして、この問題、関連づけて研究してまいりたいというふうに考えております。
中村圭介
   ありがとうございます。  ぜひ研究を深めて、気がついたら寂しくなったなと思うまちではなくて、自分たちのまちにはこれがあるんだということが常日頃意識されるようなまちづくりになっていけばありがたいなと思っております。  最後の質問にまいります。これも、資料がありますのでモニターを御覧ください。  資料をお願いします。        (モニター使用)  これは、ちょっと私、朝発見をしてそのまま携帯でスクリーンショットを撮ったもので、縦型になっており読みにくくて申し訳ないんですけれども、下水道が流れにくくなっていますという更新が9月3日にありまして、その下に地図があって、那覇市の北側がほぼ、かなり広い地域が下水の使用をなるべく控えてくださいというようなことがありました。  これは何なんだろうと思っていたら、翌日、次のページをお願いします。        (モニター使用)  下水道の復旧についてということで、流れにくい状況となっておりましたが通常の状態となっておりますということでお知らせがあったんですが、かなり広範囲に影響があったものですから、その詳細をぜひもっと知られるべきではないかと思いまして質問として取り上げました。  質問です。本年9月3日午前8時ごろより、翌4日午前6時頃まで、市内の広い地域で下水が流れにくい状況となったが、市民への情報発信が乏しく、詳細が確認できない。事態の詳細を伺います。
大嶺政信 上下水道部長
    お答えいたします。  本市の汚水の処理については、建物の排水設備から本市が管理する公共下水道へと流れ、沖縄県が管理する流域下水道に接続し、最下流部である終末処理場の那覇浄化センターで汚水を処理しております。  御質問の事故の状況としましては、9月3日の午前8時頃、安謝、曙地区で下水道マンホールから汚水が噴き出したとの通報があり、現場を調査したところ、周辺のマンホールから汚水があふれていることを確認いたしました。  本市の対応といたしましては、当初は原因が不明の中、流域下水道のマンホールに接続する公共下水道は、曙、安謝、新都心、真嘉比、古島、首里地区から汚水を受け入れる幹線となっており、影響が広範囲となることが想定されたことから、那覇市上下水道局危機管理対策本部を立ち上げ、延べ約60人の上下水道局職員が対応に当たりました。  具体的には、対策本部班、現場調査班を編成し、道路沿線の店舗や住民の方々に下水道管の状況説明を行い、敷地内への汚水流入対策や上流マンホールの水位の計測を行うとともに、沖縄県が行った汚水排水の切替えや土砂を除去する作業の進捗について現場から対策本部へ情報を報告するなど、緊張感を持って現場対応をしてまいりました。  その後の調査の結果、沖縄県が管理する曙地区に設置されている流域下水道管が破損し、流域下水道マンホールに土砂が流入し閉塞したことが原因でありました。  市民への情報発信につきましては、流域下水道が復旧する時間帯が見通せない中において、台風10号が接近している状況であったことから、緊急時の対応として、那覇市上下水道局ホームページに第一報として下水道が流れにくい地域のお知らせを掲載し、注意喚起を行ったものでございます。  夜を徹した作業の結果、翌日9月4日の早朝5時20分に流域下水道の土砂除去により流れが復旧し、本市の公共下水道への影響は解消されたことから、那覇市上下水道局ホームページに下水道の復旧についてのお知らせを掲載いたしました。  なお、上下水道局では、引き続き汚水が噴き出した周辺道路や敷地内の清掃及び消毒を行い、同日に作業を終えております。
中村圭介
   ありがとうございます。  今確認したところによると、県が管理する流域下水道のほうでの破損ということで、那覇市としては原因が分からないまま動き出したということで、最初のお知らせとしてはかなり広範囲に下水道の使用を控えてくださいという情報で、そこから一気に上下水道局危機管理対策本部を立ち上げて対策に当たっていただき、夜を徹しての作業だったというところで、県のほうの対応として、終わったんであれば、やはりこれは県が主でありますから、そこがしっかりと情報発信をして、市民、県民に情報を届けていく必要があったのではないかなというふうに思います。  那覇市としては、やることは全てやったというふうに思いますので、その辺に関しては、早急な対応をしていただきましてありがとうございました。  私も首里汀良町に住んでおりますので、この中に入っておりまして、うちの地域どうなるんだろうなと思って、どきどきしてニュースを見守っておりました。  県のほうには、ぜひ市民生活を支えているインフラを市とともに担っているというふうに共通の認識で事業に当たっていただきたいと思いますので、県には危機感を持って、緊張感を持って事業に当たっていただきたいと思います。  那覇市の上下水道課におきましては、とても大変なことだったと思いますけれども、引き続き市民の生活を守っていただきたいと思います。  ありがとうございました。一般質問を終わります。

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